妊娠中に必要な葉酸サプリも選び方を間違えれば副作用の心配が。

妊娠中、特に妊娠初期には葉酸がとても大切なことはよく知られるようになりました。妊娠にまだ気づくか気づかないかの時期から約7週目くらいまでの間に胎児の重要な器官が作られます。その時期に葉酸が不足すると、神経管という人間の器官の形成の根幹の部分に障害が起こります。神経管閉塞障害では、胎児に重篤な先天性障害があらわれることがあります。閉塞部位が上部であった場合、無脳症になり、胎児は成長しますが流産か、死産の可能性があります。また、閉塞部位が下部であった場合、閉塞部位より下に運動機能障害や感覚障害があらわれます。出産直後の迅速な手術によって症状が軽減されることはありますが、歩行困難や排せつ困難になることもあります。神経管閉鎖障害は全てが葉酸不足で起こる訳ではありませんが、葉酸が不足するとそのリスクが高くなることは事実です。
胎児は母体の2倍の葉酸を必要とします。しかし妊娠初期にはほとんどの妊婦がつわりを経験するため十分な食事を摂ることができません。葉酸は水溶性ビタミンのため、体内に蓄えておくことができません。毎日摂取する必要があるのです。妊婦の一日に必要な葉酸の量は0.4mgといわれています。しかし、葉酸を多く含む食品は、にんにく、レバー、マグロ、カツオ、酒粕など、つわりでなくても妊婦が避けたいものが多いのです。
厚生労働省では、食事と葉酸サプリを併用して一日の必要量を摂ることを推奨しています。しかし、サプリでは過剰摂取の可能性も出てくるので、用量を守り、適切に利用することが大切です。また、葉酸はビタミンB12と一緒に摂ることが大切で、ビタミンB12の配合されていない葉酸サプリを飲んでいると悪性の貧血が副作用として引き起こされることがあります。サプリを選ぶ場合はビタミンB12が配合されていることを確認することが大切です。そして葉酸は化学合成されて物ではなく、天然由来のものである事、添加物や放射能の検査がきちんとされているかも確かめる必要があります。

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